かじりかけのチョコレート

これで最後にしよう そういって待ち合わせた改札前

集合時間より40分早く着いたな

どんな顔で会ったらいい? ムリに笑うつもりはないけど

然と笑顔になれる そういうもんだろう

 

今日だけあの頃のように 君と友達になんてなれっこないのに

 

君の足音が聞こえる 君の声が聞こえる 君の笑顔今は僕のもの

僕ら離れてまだ 日は浅いけど もう何年も会ってないかのようで

君の肩が僕にぶつかる その拍子に触れあった手をそっと握りしめて

何も言わず向かうホームへ

 

忘れかけてた想い 奥底からとめどなくあふれてきて

なんとなくまた君とずっといられるような気がした

 

今日だけあの頃のように 2人で幸せを感じてたいから

 

僕の気持ちの整理がつかなくて 優しさに甘えて 前に進むのが怖いんだ

君の幸せそうな話なんて聞きたくない だってまだ僕は君が好きだから

君のこと強く抱きしめる 耳元でささやいた言葉

僕を忘れないでいてね