秋風ふけど

冷たい風が吹く 僕はひとり歩く

秋はもう深まり 冬が近づいてる


木枯らし吹く季節がまたやってきて

白く空へ上る息を ただ見つめてた


秋風吹けど 僕はまだ 次に進む勇気がまだなくて

僕の思いと季節はうらはらに 思い通りに進むことはできない


はしゃいでる子どもたちと 風に纏う紅葉を

見てたこのベンチから 君と2人笑いあって


すーっと通り過ぎてゆく秋のざわめき

やーっと気づいたんだ本当に大事なもの


秋風吹けど 木々たちは 彩りを変えながら

僕の心は変わることなく まだ君の色に染まったまま