涼しい風吹く夜に

手帳開いて予定確認 次の休みまであと何日?

数える指は踊るよう だけど特に予定も何もない

どこか遠くに行こうかなんて 人差し指で探す目的地

そういえば海に行きたかったな なんて思い出してみたりした


波の音に包まれて 日が沈むくらいの空を眺め

あの人の隣 心地よい リズムとともに寄り添っていたい


青が深く染まる頃には  次に進む道も見えてくる

星がきれいに見える夜には オリオン座だって見えるはず

今見えてる光は空の果てではもう輝いてない

ならば新たな光を生み出せばいいさ


明後日の方向を向きながら 休憩まであと何分?

考えたって道がそれてたら何も見つからないだろう


ぼんやり見える水平線 まだ見ぬ世界広がる

このまま何も考えず がむしゃらに今を生きてゆきたい


赤が深く染まる頃には 目的地もわかってんだろう

涼しい風吹く夜には 月が微笑む小石を頼りに

行き止まりの道はないけれど進めない道はいくらでもある

ならば新たな道を作り出せばいいさ


目を閉じて大きく深呼吸 ゆっくり目を開けて明日の空を見る

今歩いてる道は確かかい? 行きたい道はどっちだい?

一度きりの道 自分が信じなきゃ誰が信じるの?


青が深く染まる頃には  次に進む道も見えてくる

星がきれいに見える夜には オリオン座だって見えるはず

今見えてる光は空の果てではもう輝いてない

ならば新たな光を生み出せばいいさ